育児の悩み

育児をしていく中で疑問や不安になることが多かったので、解決策を紹介します。

乳腺炎で悩んでいた私が葛根湯で助かった話

   

目標は完全母乳での子育て

二年ほど前に、第一子となる子を出産しました。
出産前から、完全母乳での育児を目標としていました。

母乳育児は、親と子スキンシップが多くとれ、母乳でしかとれない栄養素もあり、母親も将来的に女性特有の病気にかかりにくなるなどの母子ともにメリットがあるようで、非常に魅力的でした。

しかし、母乳が出るかは産んでみなければ分からないものです。
幸い私は、母乳の出も良く最初だけ少しミルクを足す程度で済みました。

乳腺炎との診断

しかし、私の母乳の分泌量と、子の飲む量の割合が合わず、私の母乳は詰まり乳腺炎となりました。

母乳は出ず、ガチガチの岩のように固くなり、歩いたりするだけで痛みます。
時間とともに熱も出ました。
子は母乳を欲しがり泣いています。
どう対処したら良いのか分からず、パニックでした。

病院もすぐには対応出来ない

出産した産院に電話するも、母乳外来は翌日の為診れないとのことでした。

途方に暮れながら、母乳育児をする先輩ママの友人にすがるように電話しました。

友人によると、母乳外来は明日行った方が良いが、とりあえず今は応急処置として葛根湯を飲み、出なくても母乳を吸わせると良い!
とアドバイスされました。

葛根湯での効果がある!

葛根湯は漢方なので母乳育児中の人にも服用でき、乳腺炎を改善する効果があるそうです。

急いで常備してあった葛根湯を飲み、子に吸ってもらうと、しばらくして詰まりがとれたようで一気に母乳が出るようになり、痛みも引いていきました。

そして、翌日に産院へ行き残りの詰まりもとってもらい、完治することができました。
困った時に相談できる友人がいて良かったと、心から思いました。

別の方の授乳体験談

ミルクを嫌がり、完全母乳だったため、栄養は母乳からの授乳だけだった時の話です。
どのくらい飲んだかわかるミルクとは違い、母乳だと子供がどのくらい飲んだのか、授乳量がまったくわからず不安になりました。

育児書をベースに勉強をするが、、、

育児書には「○か月頃の赤ちゃんは、○時間ごとの授乳間隔です」なんて書いてあったりして、それよりも30分でも短いと、「おっぱいが足りてないんじゃないか」ととても不安になりました。
産院などにある、グラム単位で測れるベビースケールがあれば、授乳前と授乳後、体重の差をとればどのくらい飲んだのかわかるため、購入しようかと本気で思ったほどです。

「○○デパートの授乳コーナーにはベビースケールがあるらしい」なんて噂をママ友から聞いて、わざわざ用もないのに、そこの授乳コーナーに体重を測りにだけ行ったこともあります。

最初の子は本当に神経質なくらい体重や授乳量を気にしましたが、3人目なんて泣いたら飲ませとけばいいわ、っていうくらいまったく気になりません。足りなきゃ泣いて、嫌でもミルクを飲んでくれるはずだから、母乳で十分満足している証拠なのかな~くらいに思っています。

育児書を読んでいなかった

初めての出産で、「産む」ことにしか興味はなく、妊娠・出産の本は毎日のように読んでいましたが、
育児書には一切触れず、そのまま出産。

初めてぶつかる授乳の大変さ

こんなに授乳をすることが大変だなんて知りませんでした。
まず2、3時間起きの授乳。夜ももちろん構わず起こしてきます。しばらくはずっとおっぱい出しているようなそんな毎日です。今までの人生、そんなにしょっちゅう何かを必要とされたことなんてない!ので、この束縛には本当に精神的にも体力的にも疲れました。

乳腺炎になる

その上、乳腺炎になりました。おっぱいは、ただ好きなようにあげっぱなしなのではなく、意識的な管理が必要だということも徐々に知りました。

人によるのかもしれませんが、おっぱいも出にくい方、出やすい方があるし、パンパンにたまったおっぱいはそのままにしておくと詰まる・・・。

何も知らなかった私は、病気をして初めて気づきました。

おっぱいのケアが大切

それからはおっぱいケア、というのか搾乳したり、冷やしたり、食べ物を気を付けたりして、なんとか卒乳まで乗り切りました。
出産なんてみんな経験しているし、身体は本能でコントロールできるのよ!くらい考えていた私でしたが、
育児本や子供がいる先輩ママにいろいろ聞いておけば良かった!と思いました。

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